2017-11

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芦沢央「貘の耳たぶ」

  yjimage[1]


自ら産んだ子を自らの手で「取り替え」た繭子。発覚に怯えながらも息子・航太への愛情が深まる。
一方、郁絵は「取り違えられた」子と知らず、息子・璃空を育ててきた。
それぞれの子が4歳を過ぎた頃、「取り違え」が発覚し…。




うっ、これはないわー(-_-;)
違和感ありまくりで、読むのにとても時間がかかってしまった。


ざっくり言うと、赤ちゃん取り替えの話。
”取り違え”じゃなく”取り替え”、そう、産んだ本人が故意に赤ちゃんをすり替えちゃうんです。

だ・け・ど~
こんな簡単に赤ちゃんのすり替えってできるの?
そして動機は???
病院側のミスとか、赤ちゃんを育てたくなくて置き去りにするとかいうのならまだわかる。
でもこの人は、他人の赤ちゃんを愛情込めて育てるんです。←ワケわからん(~_~;)

産後の不安定さ?
それにしても、繭子の気持ちや行動がまったく理解できず、第一章を読むのが苦痛でした。
第二章の郁絵(取り替えられた側)のパートはよかったし、どう収拾するのかと一気にラストまで読めたけど・・・

赤ちゃんを取り替えられたことへの苦悩や子供を思う心情は、すごく丁寧に描かれていたのに、そうなる前提の部分に違和感があり、それがずっと尾を引いていて・・・
全体を通してみると、なんかアンバランスでもったいない印象でした。

この先子供たちが歩む道のりは決して明るくない。
それに周囲の人間も皆ツライ・・・繭子は一体何がしたかったのか!?
モヤモヤが残るラストだったのも残念。


多くの読友さんが読んでいて図書館でも人気だったのでつい借りてみたのだけど、苦手な作品でした。


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きさらぎ

Author:きさらぎ
 
ミステリ・サスペンス小説が好き。
あと医療系も。

敬愛する東野圭吾さんの作品は、エッセイも含めコンプリートしました。
中でも一番のお気に入りは
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