2017-09

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吉田恭教「変若水 をちみづ」

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向井俊介は、幼馴染の突然死の真相を追及するうち、雪深い村にたどり着く。
そこは、誰も見てはならないとされる雛祭りが行われる奇妙な村だった。
相次ぐ突然死と村で過去におこった猟奇事件の謎に向井が迫る。




厚労省のお役人・向井俊介シリーズの1作目
順番が逆になってしまったけど、わたし的にシリーズの中では一番面白かったように思います。


人間関係が複雑すぎて、最後の方は、完全に理解するのを放棄しちゃったんだけどね。
のっけから片田舎の因習がおどろおどろしくて、多恵の残忍さに圧倒されます。

プロローグから始まる多恵に対する憎しみによって、最後まで読者を引っ張っていったと言っても過言ではない。
とにかくものすごいキャラでした


でも続編を読んだ時も思ったのだけど、この人の本って、余白が少なく、ギリギリまで文字が詰まってるので読みづらい。
どうしてこういう規格になったのか?すごく謎。
417ページという枚数以上に長く感じる・・・体感としては500ページ分読んだ感覚。

あと、なんていうか、会話がちょいちょいヘン。
確かに向井は怠け者の変人というキャラだけど、彼だけじゃなく他の登場人物もそうなんで、これは作者の感覚の問題だと思う。
この局面でそんな会話&流れにならないでしょ?って思う箇所も多かったけど、総じて面白かったです。


ただ、最後の章の告白は…冗長でした。
もう少しコンパクトにできたんじゃないかと・・・
でもあまりに構図が複雑なので仕方ないかも~(どっちなんだ!?


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Author:きさらぎ
     ◇ ◇ ◇
HNをchikura→”きさらぎ”に変更しました。
深い意味はないけれど、自分自身が混乱してしまうので…(;^_^A
読書メーターと同じにしました。

     ◇ ◇ ◇

ミステリ・サスペンス小説が好き。

敬愛する東野圭吾さんの作品は、エッセイも含めコンプリートしました。
中でも一番のお気に入りは
「白夜行」♪

 

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