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2019-08

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東川篤哉「ハッピーアワーは終わらない」

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謎の全裸死体、極狭の犯行現場、“ありふれた”密室殺人?
探偵稼業を始めた金欠アラサー3人組が、発泡酒片手に難題をゆるっと解決! “かがやき荘”シリーズ第2弾。
『yomyom』連載を書籍化。




作り物である、コメディであるということは重々承知だけど、いい若いもんが三人でシェアしてるにもかかわらず家賃を滞納し昼間っからダラダラ飲んでるっていう設定がちょっとイヤ。
太っ腹の大家・法子夫人がぶっ飛んでいて好きなキャラで、登場人物の中では下っ端秘書の啓介が一番マトモで常識人。

・・・・・・・・・

書きながらデジャヴを感じ、前作の自分の感想を読んでみると・・・・・
なんとまぁ、昔もおんなじようなこと書いてる!!!

私が真面目すぎ?
設定にウルサすぎるのでしょうか(苦笑)


三人に探偵をさせるっていう理由が強引な話もあり、「東川さんのシリーズとしてはイマイチかな~?」と思いながら読み始めました。
けどこういうのはリアリティを求めずノリで楽しんだ方がイイ!と途中で切り替えたところ、

やっぱりアラサー三人組は嫌い。
法子夫人圭介の登場シーンが面白くて好き。

・・・・・結局、前作と同じ感想になりました。

東川作品は笑いのセンスはピカイチなので、もし次が出ても文句言いながら読むけどね。


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誉田哲也「歌舞伎町ゲノム」

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法では裁けない非道、そして現代の卑しき心の病魔を始末する。
それが、伝説の歌舞伎町セブン。新メンバーが加入した彼らの元に舞い込む依頼とは?
<ジウ>サーガシリーズ。『小説BOC』掲載等を単行本化。




上岡の事件から二ヵ月後。
”セブン”でなくなった歌舞伎町セブンはどうなる!?


短編だからか、悪役がいつもより小者・・・(笑)
殺し方も、「もうちょっと、綺麗にだってできるでしょ、あなたたちなら」
シンちゃんがボヤくように、現場が雑になってる気がする。

・・・・・って、シンちゃん!

なんでそうなるの!?って気持ちだろうね(笑)
でも裏社会で生きていく人たちの中にあって、シンちゃんの存在はなんか癒される。
決して清廉潔白な人じゃないのにね。

で、先輩の小川がしっかりしてきた気が。
上岡の死が大きいのかな。
頼もしいぞ~


あと「ジウ」シリーズから読んでるせいか、ミサキの今と昔が結びつかなくて・・・
彼女の本質がこうだったのかなぁ?
がちょいちょい顔を出すようになったから、ついその辺振り返ってしまう。

そういえばガンテツの名は歌舞伎町にもとどろいてるのね。
まああれだけハチャメチャな刑事だかんね。


全体としての世界観や流れは良かった。
でもどうしても、土屋は好きになれない。
陣さんのこと狙ってるみたいだけど、お願い、相手にしないでーーー!


富樫倫太郎「生活安全課0係 ブレイクアウト」

ただ今、台風10号真っただ中ですΣ(゚д゚|||)

近畿地方では午後から鉄道の計画運休が実施されていて、本日の仕事は12時前に切り上げて帰宅しました。
午後からゆっくり本を読むぞー!と思ったけど、風がヒューヒュー、サッシがガタガタ揺れて、とても落ち着いて読書できな~い!

夕方4時頃まではほんとに静かで「本当に台風来る?」状態でしたが、その後雨風が激しくなり、今は窓にたたきつけるように雨が降ってます。

さすが現代の天気予報の精度はすごい。
とにかく被害なく過ぎ去ってくれることを祈るのみです。


うまく頭が回らないけど、とりあえず先日読み終わった本の記録を残しておきます。



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それは行方不明の女子高生の電話から始まった。
父親との軋轢、何かを隠す親友、消えた大金…。
杉並七不思議がカギを握る!? 天才変人刑事の推理が冴えわたる、シリーズ第6弾。
『小説NON』連載に加筆・修正して文庫化。




TVドラマの方は見てないのだけど・・・(髙虎がドラマでは女になってる違和感

相変わらずの自己中男・冬彦さん。
人の言ったことを華麗にスルーして自分の好きな方向に持っていく手腕に磨きがかかったよう。
こういう自由な性格、羨ましいわ~

けど、妹の千里に対して冷たすぎない!?
まずもって父親が一番ヒドイけど、お母さんといい冬彦といい、小早川家はかなりヘン!

今回の事件も、クズな大人が多数出現していや~な気持ちになったけど、まぁまぁスッキリな結末となった。
ただラストが不気味。

今後、冬彦の処遇はどうなるのか!?

垣谷美雨「姑の遺品整理は、迷惑です」

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  独り暮らしの姑が亡くなった。嫁である望登子はなんとか自分で遺品整理をしようとするが、あまりの物の多さに立ちすくむばかりで…。
誰もが直面する問題をユーモラスに描いた長編小説。
『小説推理』連載を改題、加筆修正。




なんとまぁ、すごいタイトル!
これは夫の前では読めない本だわ(笑)
垣谷さんの選ぶテーマはタイムリーにいいとこ突いてくる。
参考になるし面白かった。

遺品整理って業者にお願いすると100万もかかるの!?
経験したことがないので、まずそのことにビックリ!

自分の家の断捨離も大事だけど、親が生きてる間にそっちをしなきゃいけないなーと身につまされた。
親の世代ってほんとにモノをため込んでるもんね。

そして我が夫も、私が義両親の物を捨てようとしたら「冷血人間!」と私のことを罵ることでしょう。
(※義両親・実両親共に健在です)
男って(夫って)本当に現実を見ないロマンチストだよねー

遺品整理をしながら死んだ姑に文句を言う望登子だけど、その愚痴には愛情が感じられる。
浮き彫りになっていく姑の像が人間らしくてほっこりした。

実際には、こんなに都合よく助けてくれる他人はいないだろう。
それどころか、兄弟がいる場合は互いに押し付け合い・言いたい放題だったりで大変なんだろうな~
覚悟しておかなければ。


五十嵐貴久「リハーサル」

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花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、隠蔽して以来、リカの付き纏いに悩まされる。
一方、病院内では婦長の転落など陰惨な事故・事件が続発し…。
『小説幻冬』連載に加筆修正。




いや~。リカの話の通じなさと執着といったら!

彼女に魅入られたら人生終わったも同然だね。
何の罪もない人たちが次々と、ああなって、こうなっていく(◎_◎;)
特にラストは今までで一番衝撃的!

この流れが「リカ」につながっていくのね。
つまりこれは本編への「リハーサル」ということ。
リハーサルにしては手口が完成されてますけど(・_・;)

自称28歳にしては幼稚だけどそれがリカ
狂気の女。
彼女の句読点のないセリフがさらに恐怖を煽る。
こえ~~~!


ちなみに、「リバース」→「リハーサル」→「リカ」とつながっていくようです。

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プロフィール

きさらぎ

Author:きさらぎ
 
ミステリ・サスペンス小説が好き。
あと医療系も。

敬愛する東野圭吾さんの作品は、エッセイも含めコンプリートしました。
中でも一番のお気に入りは
「白夜行」♪

 

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