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2020-08

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近況報告

お久しぶりです。

10月半ばで環境が激変しまして、本を読むどころではなくなってしまいました。

というのも、ずっと単身赴任していた夫が、関西に異動になり家に帰って来たのです。

約11年の単身生活。
その間に夫の荷物が激増(こっちは断捨離してるというのに)、引っ越し当初はゴミ屋敷のように、段ボールや荷物に囲まれた息苦しい過酷な環境でした。

ようやく昨日、環境センターに大型ゴミを持ち込み、少しだけ部屋の床が見えるようになったという・・・

そしてこれが一番嬉しいのですが、今日から数日間ではあるけれど、夫が出張~♪

この間に自分の好きなように整理しよう。
やったもん勝ちだぁ~


とまぁ、10月に入ってから引っ越しの準備、半ばで転居→同居という流れで今に至ってまして、本を読む時間もなくて。


一応移動の新幹線で読んだ本はあるのですが、感想が思い出せなくて記録だけ。




知念実希人「魔弾の射手 天久鷹央の事件カルテ」

犯人は、ある意味王道というかパターンな人でした。

いろんな病気があるもんだなぁ~



簡単ですみません(^_^;)

とりあえずは近況報告ということで。

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前川裕「アウトゼア 未解決事件ファイルの迷宮」

  本


世間を騒がす児童行方不明事件に、ある大学教授が偶然関わることとなった。
場外馬券売り場でいつも見かける男が容疑者に浮上したが、週刊誌の記者に報道とは異なる事実を伝えたからだ。
予期せぬ殺意が近付きつつあることも知らず…。
(「しりょうのふね」)元新聞記者が未解決事件の真相を小説の形式で追及。見出された光景にあなたは戦慄する。
異常と陰惨に満ちた短編集。




元新聞記者が関係者のその後を取材し真相を推理する短編集。

5つの事例をフィクション仕立てで真相究明しているけれど、どれも語り手の空想という形をとっていて、真相はグレー。
でも、こういうこともあるかも…と思わせる内容だった。


世間を賑わせた事件のその後を知ることってあまりない。
ましてや未解決事件となると、ひっそり人々の記憶から消えていくことがほとんど。
架空の事件だけど、実際の事件にもこうした真相が潜んでいたのでは?と思わせる。
意外と、現実の未解決事件の犯人はひっそりと死んでいて、墓場まで秘密を持って行ってる場合が多いのかも。

もっとたくさんの事例を読みたい。
シリーズ化しても面白いと思う。

東野圭吾「希望の糸」

  


死んだ人のことなんか知らない。
あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃないー。
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
書き下ろし長編ミステリー。




事件が解決しました。はい、終わり。
っていうんじゃない。
むしろ犯人がわかってからの人間ドラマが圧巻!

静かな語り口なのに後半涙が止まらず、今も頭痛がするくらい←天気のせいもある
特に弥生の心情を思うと辛い。哀しすぎる。

悪人が出てこない、美しく哀しい物語。
皆が誰かを思いやっている。
そんな中で起きた悲劇。

会話がたくさん出てくるのだけどすごく自然ですっと頭の中に入ってくる。


今回、松宮の出生の秘密が明かされる。
その過程で、加賀刑事も公私にわたりアドバイスを送っていて、二人の関係も好ましい。

松宮も良い刑事になったなぁ~
それを認め、見守る加賀も角が取れたなぁ~
古くから二人を知るファンにはたまらない作品だった。

ファンサービスも含め、全体のクオリティーの高いこと!
本当に東野圭吾さんはスゴイ!改めて思いました。


福田和代「梟の一族」

  


忍者の末裔にして一瞬も眠らない一族“梟”の住む里が、火災で壊滅。
誰がどんな目的で里を襲ったのか?
行方不明者の安否は?
“梟”の女子高生・史奈が、巨悪と戦う! 『小説すばる』連載を加筆し書籍化。




出だし→◎
中盤→△(中だるみ)
終盤→○
・・・・・っていう印象。

冒頭衝撃の事件が起こり、そこから逃げていくシーンはスピーディーで良かったのだけど、中盤がやや長くてテンポダウン。
結果、盛り上がりに欠ける印象になってしまった。

冒頭の衝撃度に比べれば、真相は「えっ?」っていうもの(汗)
まぁ、いいんだけど。って感じ。

福田作品っぽく理系要素も入っており、そこは福田さんにしては難易度低めだと思うのだけど、ファンタジーなんで、もっとさらっと流してほしかった。


多賀神社に限らず神社って神秘的なので、こういうネットワークもあるのかな。
歴史上の人物とかも引き合いに出して、歴史の裏に忍者がいたのかも!?とワクワク。
そういった意味では面白かった。

でも方喰(かたばみ)って必要!?
漢字の読み方の勉強にはなったけど。

吉田恭教「警視庁特殺 使徒の刻印」

  yjimage[4]


ある日、手首を鎖で繫がれた焼死体が発見される。
続く被害者の背中には、「使徒」を意味する焼印が押されていて…。
孤高の刑事と犯罪ジャーナリストが難事件に挑む、警察小説と本格ミステリのハイブリッド。



冒頭の殺人のエグさったら・・・
あり得ないくらい残酷ですっごくイイです(//>ω<)

犯人の思考回路や執念、狂気がこれでもかと書き込まれている。
動機もかなり身勝手なもの。

ものすごく興味を惹かれる出だしだったのに、途中で中だるみ、終盤の謎解き部分も雑。
犯人もわかりやすいしね。

・・・結果的に、なんか残念な印象でした。

犬の話がちょいちょい出てきて、それが唐突でわざとらしい。
なので事件に関係することなんだろうな~と読者は気づいてしまう。
そんなところが雑。

そもそもそれって(←事件解決につながるヒント)、犬の話がないと気づけないこと!?
警察やミステリ作家、ミステリ読みには普通に想像がつくと思うんだけど。

あと、真相を明かす場面もずっと不自然な会話で、そこも雑。

それでもラストの子犬の話は救われる気がしてほっとしました。


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プロフィール

きさらぎ

Author:きさらぎ
 
ミステリ・サスペンス小説が好き。
あと医療系も。

敬愛する東野圭吾さんの作品は、エッセイも含めコンプリートしました。
中でも一番のお気に入りは
「白夜行」♪

 

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